横須賀市 内科 胃腸科 肛門科 外科 内視鏡 胃カメラ 大腸カメラ

診療科目:内科・胃腸科・肛門科・外科・内視鏡検査治療

〒238-0017 神奈川県横須賀市上町2-7-5 横須賀上町クリニックビル3F

TEL.046-823-8551

胃カメラの検査

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)の検査とは

いわゆる胃カメラと言われる検査です。最近の内視鏡機器は、より良く見えより患者さんが楽に受けられるように年々進歩しており、以前の太く硬い内視鏡に比べ患者さんへの苦痛は少なくなってきています。平成22年8月からは、内視鏡外径9.2mmのものから外径7.7mmのより細径の内視鏡を採用しています。この最新内視鏡は画質性能を維持したまま細くした物です。今までの内視鏡に比べさらに患者さんに負担の少ない内視鏡検査が可能になっています。検査の準備は当日の朝食を止めてもらうだけです。前日の夕食は軽くする必要がありますが止める必要はありません。

検査の手順ですが、まず胃の観察をしやすくする目的に胃の粘液除去剤と胃の中の泡を取る薬を飲んでもらいます。喉の奥(咽頭)の麻酔は表面麻酔薬のスプレーで行います。胃カメラは辛い検査の代名詞のように言われますが、当院では検査を楽に受けてもらうために鎮静剤を注射し、少しウトウトした状態で検査を行っています。これは意識下鎮静法といわれる方法です。この方法を使うことで検査を苦痛なく楽に受けてもらうことが可能です。

検査では食道、胃、十二指腸の中を細かく慎重に観察します。バリウム検査に比べると、粘膜の細かい色調の変化やわずかな隆起、陥凹をより正確に観察することが可能です。これにより早期に病気の発見が可能になります。必要に応じ粘膜の一部を小さく採取(生検と言います)して、顕微鏡の検査へ提出し良性悪性の鑑別をします。検査は約5分程度で終了します。検査後30分くらいお休み頂いた後、検査の説明をいたします。検査中に撮影した動画を見ながらわかりやすい説明をするように心がけております。希望のある方には内視鏡写真をお渡ししています。検査後の食事は喉の麻酔がきれる 2時間後からにしてもらっています。

最近経鼻内視鏡について問い合わせを受ける事が多くなっています。経鼻内視鏡は挿入部の直径が約5mmと細く、鼻の穴から挿入し胃の中を観察するタイプの内視鏡です。検査中会話が自由にでき、患者さんには非常に楽な検査となっております。ただし、直径が細い分、視野が狭く、解像度がまだ良くないのが現状です。内視鏡検査は病変部を的確に描出し診断する事が最大の目的と考えますので、今のところ当院では採用を見送っております。上記に示した意識下鎮静法を用いて検査を行う事で十分楽な検査を行えていると考えております。

内視鏡検査は保険診療で行いますので、費用は1割負担の方で約3,000円程度、3割負担の方で約9,000円程度となります。
胃カメラの予約は、電話でもお受けいたします。

お電話は
月火木金土 10時から12時、
月火木金 15時半から18時にお願いいたします。
予約の際は下記の用紙を印刷してからお電話ください。

予約用紙はこちらをクリック

内視鏡検査(胃カメラ)の対象になる症状や場合

以下のような症状はないでしょうか?
このような症状がある場合は内視鏡検査の対象となります。
検査を行い、異常(ポリープ、がん、炎症)がないかどうか調べることをお勧めします。

“胸が焼ける”
“胸がつかえる”
“熱いもの辛いのもが胸にしみる”
“ゲップが出やすい”
“胃が痛む”
“胃がもたれる”
“嘔気、嘔吐がある”
“黒い便がでる(タール便と言い、胃などから出血した場合に見られます)”
“食欲がなくなった”
“最近急に体重が減った”
“バリウムの検査でポリープなどの異常を指摘された”
“胃の血液検査(ペプシノーゲン法)で異常値を指摘された”
“胃がんリスク検診で要精査を指摘された”
“家族の中に胃の病気が多い”

また症状がない場合も、いわゆるがん年齢と言われる40歳を超えた場合は一度検査をお勧めします。症状のない状態では、その分早期のがんを見つける事が多くなります。

意識下鎮静法

胃カメラ、大腸カメラを楽に行ってもらうための方法です。検査の前に鎮静剤を注射し、ウトウトした状態で検査を行います。全身麻酔のように完全に意識がなくなってしまうようなものではなく、呼べば返答できる程度の状態です。年齢、体格により薬の量は調節し、また検査中は血液中の酸素濃度を常時測定することで、呼吸循環のモニタリングをし、検査が安全に行われるようにしています。検査のあとは30分程度休む必要があります。また検査後は当日中、自動車、自転車、バイクの運転は大変危険ですので、厳禁となります。

電子内視鏡検査

電子内視鏡は先端に小型CCD(ビデオカメラ撮影装置)がついており、胃や大腸の内腔をテレビ画面に映しながら検査が行える装置です。1983年に米国で開発され、1984年に日本にも紹介された後、1990年頃から本格的に普及し始めました。それ以前のファイバースコープに比べ解像度が飛躍的に進歩し、腸管の内腔を鮮明に観察する事が可能です。最近の早期がんの発見の増加は、電子内視鏡の開発によるところが大きいと考えられています。当院ではオリンパス社の最近機種EVIS LUCERA ELITE(イーヴィス ルセラ エリート)を採用し、胃や大腸の検査を行っています。

当院の内視鏡検査件数

現在胃カメラは主に午前中、大腸カメラは午後に行っております。また午後に胃カメラ大腸カメラを同時に行うことも場合によっては可能です。年々件数は増え発見されるがんも増えてきています。手術が必要な患者さんは近隣の病院の外科に紹介しています。また早期のがんの場合は、内視鏡的な治療のみで完治可能なため当院で治療が可能です。当院で治療困難な大きな早期がんの場合は、内視鏡手術の可能な病院に紹介することにしています。

最近は胃内視鏡検査、大腸内視鏡検査ともに、約3~4週間待ちとなっています。急いで検査を希望されている患者さんには希望に沿えずご迷惑をおかけしている状態です。ただし至急に検査が必要と判断した患者さんに対しては、緊急の枠を設け対応しております。
 

  03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年 10年 11年 12年 13年 14年 15年
胃内視鏡検査 178 406 687 964 1220 1399 1662 1890 1979 2091 2118 2066 1971
大腸内視鏡検査 113 275 430 531 694 848 944 868 883 884 884 865 1054
胃がん 4
(2)
4
(3)
5
(2)
9
(6)
7
(6)
8
(6)
9
(4)
15
(6)
4
(2)
13
(12)
8
(5)
13
(9)
9
(4)
大腸がん 3
(1)
9
(6)
15
(6)
22
(10)
20
(13)
21
(11)
21
(10)
24
(12)
19
(13)
20
(7)
20
(13)
28
(15)
32
(12)

※()内は早期がん

胃癌リスク検診

胃癌リスク検診は血液検査をすることで、胃癌になりやすいかどうかを調べる方法です。採血項目は2つあり、血清ペプシノーゲンを調べることで胃粘膜の萎縮(老化)の状態を調べます。萎縮の進んだ胃に癌の発生が多いと言われています。もう一つの項目はピロリ菌抗体検査で、ピロリ菌の感染があるかどうかを調べます。最近はピロリ菌が癌の原因の一つであると言われています。胃癌リスク検診で要精査が必要と判断された場合は、保険診療で検査を行います。

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